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とっておきの中国茶シリーズ。黒茶編。
陝西省にあるシルクロードの途中にある街で、600年もの年月、銘茶として愛されてきた黒茶。
まるで土に還っていくように深い発酵をしつつ、すっきりとした落ち着きのある風味。
ミネラル感とコクのある余韻が広がり、ゆったりと心身に気を巡らせていきます。
【茯磚茶とは?】
中国茶の中でも、発酵・熟成度が一番高い黒茶の仲間ですが、その中でも金花香とすっきりした飲み心地の爽やかなお茶です。
夏にもぴったり。
作られるのも、暑い時期(伏天)です。
茯磚茶(ふさんちゃ)の読み方は色々あり、「ぶくたんちゃ」と呼ばれることも。
冷えや、春先のむずむずが気になる方、発酵食品で健やかな食生活をしたい方にもぴったりのお茶です。
毎日飲んでも飽きがこない、バランスの良い熟成具合。
温度管理をしっかりしなくても、だいたい美味しく仕上がってくれるので、初心者の方でも安心して淹れられるお茶たちでもあります。
よーーーく茶葉を見ると、黄色い食用菌が見えます。これが上質な本物のしるし。
そのまま洗わず、お湯を注いでお召し上がりください。
【ボリュームと淹れ方】
一人あたり茶葉2gで、お湯50cc×4〜5煎ほどお楽しみいただけます。(20gで10 回分。)
私は100度でしっかり淹れるのが好きです。